【バンドブーム】1990年代~2000年代の懐かしい音楽雑誌(ギター関連)
私がギターを始めたのは中学2年生の頃。
年代で言うと1997年あたりです。
当時はネットがまだ普及しておらず、ギターキッズの情報収集はテレビ、ラジオ、そして雑誌でした。
今日はそんな当時によく読んでいた音楽雑誌を紹介します。
音楽雑誌も色々ありますが、今回紹介するのは楽器関連の雑誌です。
同年代(30代以上)の方は懐かしい気分になるのではないでしょうか?
なお、今回紹介する雑誌は画像をクリックするとamazonの商品ページへ行くようにしてあります。
懐かしくて久々に買ってみたい方はぜひご利用ください。
- 当時の音楽雑誌の役割
- GIGS
- YOUNG GUITAR
- Player
- Guitar magazine
- バンドやろうぜ
- 紙媒体から電子書籍、オンラインへ
- 懐かしのメンバー募集ページ
- 1990年代~2000年代の懐かしい音楽雑誌まとめ
当時の音楽雑誌の役割
冒頭にも述べましたが、当時の音楽雑誌の役割と言えば、
・CDの新譜情報
・アーティストのインタビュー
・楽器通販
・ライブ情報
・メンバー募集
などでした。
特に私はアーティストのインタビューで好きなギタリストが今までどんな音楽を聴いてきたのか?
ギターを始めたきっかけや、練習方法などが語られているのを見てワクワクしていました。
また、ギターキッズをはじめとした楽器をやっている方には、毎月掲載されているバンドスコア(楽譜)も楽しみの1つでした。
では具体的にどんな雑誌を読んでいたのか紹介します。
今も続いている雑誌もあります。
GIGS
http://www.shinko-music.co.jp/gigs/
当時楽器をやっていた方はお世話になったのではないでしょうか?
GIGSは1989年8月に創刊され、当時からバンドブームを担う雑誌として多くの読者に読まれています。
GIGSは邦楽のアーティストを中心に、今活躍しているアーティストを多く取り上げており、
これを読めば邦楽シーンで活躍するアーティストのインタビューや、楽器の奏法、バンドスコアを見ることができます。
私も発売日には書店に行って買うのを楽しみにしていました。
YOUNG GUITAR
YOUNG GUITARは1969年創刊の歴史ある雑誌です。
GIGSと同じくシンコーミュージックより出版されています。
GIGSは国内のミュージシャンの情報が多く、YOUNG GUITARは海外のアーティストの情報が多いです。
近年は邦楽、洋楽の境界線が無くなってきたように感じますが、当時は邦楽と洋楽を切り分けて考えていたように思います。
私個人の印象ですが、当時のハードロック、メタル系のギターキッズはYOUNG GUITARを読んでいた印象があります。
(あくまで個人的な印象です。)
Player
プレイヤーコーポレーション出版
http://www.player.jp/index.html
Playerの歴史はその母体となる「Young Mates Music」が創刊された1968年です。
こちらも非常に歴史のある雑誌ですね。
創刊当初はマガジンではなく、タブロイド版ニュースペーパーのような形態で総頁8ページ。
定価20円だった。
当時は楽器店のみでの販売でした。
これも私の個人的な意見ですが、中学・高校生だった私から見ると「Player」は中~上級者が買う雑誌だというイメージがありました(笑)
なので、「Player」を買ったとき、なぜか少し大人になった気分でした(笑)
Guitar magazine
https://www.rittor-music.co.jp/magazine/
Guitar magazine(ギターマガジン)は1980年12月創刊。
ギタリストならば1度は手にする雑誌ではないでしょうか?
「ギタマガ」の愛称で親しまれています。
リットーミュージックからはベースマガジン、リズム&ドラムマガジンなど各楽器の専門誌が出版されています。
先に挙げた3つの雑誌で言えば、よりギターという専門性に特化した「YOUNG GUITAR」と同じような雑誌と言えるでしょう。
幅広いジャンルのアーティストを取り上げ、ギター・アンプ・エフェクターの商品紹介から、
ギタリストのインタビュー、奏法解説、連載コラムなど、
ギタリストのための情報が満載の雑誌です。
私自身もギター人生の中で1番多く読んだ雑誌かもしれません。
バンドやろうぜ
宝島社出版
最後にこの雑誌をどうしても紹介したかったです。
2004年7月をもって惜しくも廃刊となった「バンドやろうぜ」。
現在、過去のバックナンバーを探しても出てこず、画像はありません。
通称「バンやろ」の愛称で親しまれていました。
私の中学・高校時代はバンドブーム。
特にビジュアル系バンドが活躍していた時代であり、GLAYやLA'rc~en~Ciel、X JAPANやLUNA SEAをはじめとしたバンドや、マリスミゼル、PENICILINといった当時流行ったバンドが多く紹介されていた記憶があります。
アーティストのインタビュー記事も豊富で、「自分もいつかバンやろにインタビューされたい!」と思っていましたが、廃刊となり願い叶わずで残念です・・・
GIGS同様、バンドブームを支えた雑誌でした。
紙媒体から電子書籍、オンラインへ
近年、ご存じのように紙媒体の書籍からスマートフォン・タブレットの登場により「電子書籍」や「オンライン」での情報発信が主流になっています。
私がギターを始めた20数年前には想像しえなかった世界。
昔はパソコンですら持っている人が少なく、携帯電話もインターネットなどなく、電話・メールの時代でした。
なので、当時は紙媒体での音楽雑誌は貴重な情報源。
今はネットで調べればアーティスト情報や、ギターの奏法なども無料で見れる時代。
各音楽雑誌もその流れがあり、一部雑誌は電子書籍として見ることもできます。
そして、各雑誌の紹介欄に書いてあるURLをクリックしていただくと、サイトにつながり、オンラインで情報が見れます。
そんな中にあっても、紙媒体で手にすると「懐かしい」とか「ワクワク」する世代の方、
久々に紙媒体で雑誌を読んでみるのも楽しいかもしれませんね!
懐かしのメンバー募集ページ
最後に1つ懐かしのネタ(?)のお話をしておきましょう。
当時の音楽雑誌には「メンバー募集」のページがありました。
今やSNSが主流の時代ですが、当時はSNSはおろか、インターネットも無かった時代。
今回紹介した雑誌の中には名前、住所、年齢など今の時代では信じられないくらいの情報が書かれ、
メンバー募集をしていました。
私(現在37歳)と近い年齢の方であれば「ヤンキー×(バツ)」の文言に「懐かしい!」と思われる方もいるのではないでしょうか?
当時、顔も知らないメンバーを募集するのに、「ヤンキーが来たら怖い」という思いがあったのか(笑)
「ヤンキー×」と書かれた募集内容が多かったです。
特に「Palyer」においては、メンバー募集がメインページの1つだったのですが、
インターネットの普及による募集数の減少、個人情報の取り扱いのセンシティブさを理由に
2018年5月号を持ってメンバー募集のページは終了しています。
1990年代~2000年代の懐かしい音楽雑誌まとめ
今回、改めて当時お世話になった雑誌を紹介してみて、やはり「懐かしい」という事が1番頭をよぎりました。
しかしながら、「バンドやろうぜ」以外は今も現役の雑誌ばかり。
この雑誌を読んで育ったアーティストも多い中で、引き続き紙媒体として残して欲しいものです。
また、もしこれからギターを始めて見ようかな?という方がいれば書店に行ってぜひ見てみてください。
または今はamazonでも購入することができるので、商品画像をクリックしていだいて、購入をしてもらえればと思います。
非常に懐かしい思い出話をしているようでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【筆者が好きなバンド】
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