【2020年最新版】エレキギターの弦の太さと選び方
エレキギターは弦楽器です。
「弦」が無ければ演奏ができません。
その「弦」についてこだわりはありますか?
なんとなくいつもの弦を使っている。という方も多いのではないでしょうか?
エレキギターの「弦」についての知識を得ることで、よりエレキギターの音や演奏性の向上に繋がります。
今回はそんな「弦」について解説します。
- エレキギター弦の基礎知識
- おすすめのエレキギター弦
- Regular Slinky
- Super Slinky
- Hybrid Slinky
- EXtra Slinky
- Mammoth Slinky
- Skinny Top Heavy Bottom
- Skinny Top Beefy Bottom
- Beefy Slinky
- 「アーニーボール」シリーズはまだまだある!
- エレキギターの弦の太さと選び方
エレキギター弦の基礎知識
エレキギターの弦には種類があります。
素材や弦の太さなど異なるものがあり、一体どれを使えば良いのか?どれが自分に合っているのか分からない方も多いと思います。
そんな方に向けて、まずは基本となるエレキギターの弦の種類について書いておきます。
素材
素材は主に3種類に分けられます。
・ニッケル
・スチール
・コーティング
の3種類です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
【ニッケル】
一般的に多く使用されている素材。
比較的安価。柔らかい素材で比較的大人しい音。
【スチール】
優れた強度を持ち、弦が切れにくい。
堅い素材なので、シャープな音が出る。
【コーティング】
ニッケル弦をコーティング剤で覆ったもの。
価格は高いが、耐久性は抜群で錆に強い。
多くのギタリストがニッケル素材の弦を使っていることが多いですが、近年は耐久性の面でコーティングも主流になりつつあります。
今回の記事ではニッケルの素材の弦で解説していきます。
太さ
太さは様々。細い・太いにより引き心地や音が変わります。
太ければ太いほどテンション(張力)が高くなるため、抑えるのに力が要ります。
細い弦はその逆で押さえるのにさほど力はいりません。
また、太い弦はテンション(張力)の高さからダウンチューニングに適していると言えます。
ラウド系の音楽でダウンチューニングをする場合には太い弦を選ぶと音にハリが出ます。
おすすめのエレキギター弦
エレキギター弦は様々なメーカーから発売されています。
どのメーカーの音が好みかは色々使っていって自分の好みで選ぶのが良いと思いますが、
初心者のうち、どの弦を買えば良いか分からない場合は「アーニーボール」シリーズをおすすめします。
この「アーニーボール」シリーズも弦の太さで数種類ありますので、そのバリエーションを紹介します。
今演奏している音楽に合わせて弦を選ぶのも良いと思います。
今回はサウンドハウスで購入できるものを紹介します。
2020年8月17日時点の価格です。変更となる場合があります。
Regular Slinky
参考価格:520円(税込)
【弦の太さ】
1弦10/2弦13/3弦17/4弦26/5弦36/6弦46
最も一般的なモデル。レギュラーの名の通り、まず迷ったらこれをオススメします。
一般的なレギュラーチューニングや半音下げチューニングが多いのであればこれ。
Super Slinky
参考価格:540円(税込)
【弦の太さ】
1弦09/2弦11/3弦16/4弦24/5弦32/6弦42
先ほどのRegulae Slinkyよりも細いモデル。
こちらもスタンダードで使っている方が多いです。
一般的に言われているのはストラトキャスターなどのフェンダー系のギターには09-42のSuper Slinkyタイプ、
レスポールなどのギブソン系には10-46のRegular Slinkyタイプが良いと言われていますが、
決まりはなく、好みで良いと思います。
Hybrid Slinky
参考価格:520円(税込)
【弦の太さ】
1弦09/2弦11/3弦16/4弦26/5弦36/6弦46
こちらはRegular SlinkyとSuper Slinkyの中間に位置するモデル。
6-4弦はRegular Slinkyの太さ、3-1弦がSuper Slnkyの太さです。
両方の良い部分を取り入れ、コシのある低音弦と、弾きやすい高音弦の両立ができます。
EXtra Slinky
参考価格:480円(税込)
【弦の太さ】
1弦08/2弦11/3弦14/4弦22/5弦30/6弦38
「アーニーボール」シリーズの中で最も細いモデル。
軽やかなサウンドや、ソロ(単音弾き)メインのギタリストの方にオススメです。
弦を抑える力が弱くで済むので、女性にもおすすめ。
Mammoth Slinky
参考価格:831円(税込)
【弦の太さ】
1弦12/2弦16/3弦24/4弦34/5弦48/6弦62
続いては「アーニーボール」シリーズの中でもっとも太い弦です。
一般的なベース弦は1弦50/2弦70/3弦85/4弦105なので、いかに太い弦かが分かると思います。
ラウド系の音楽や、弦を抑える力が強い方にはこちらをおすすめします。
Skinny Top Heavy Bottom
参考価格:580円(税込)
【弦の太さ】
1弦10/2弦13/3弦17/4弦30/5弦42/6弦52
1-3弦はRegular Slinkyのサイズでありながら、4-6弦にさらに太い弦を使用したモデル。
ラウドなリフを刻みながら、伸びやかなソロも弾きたい方にはこちらがおすすめ。
この弦の太さなら1音下げチューニング、1音半下げチューニングなどのダウンチューニングにしても弾き心地を損なわずに演奏できます。
Skinny Top Beefy Bottom
参考価格:640円(税込)
【弦の太さ】
1弦10/2弦13/3弦17/4弦32/5弦44/6弦54
先ほどのSkinny Top Heavy Bottom Slinky同様に1-3弦はRegular Slinkyのサイズ、4-6弦はさらに太い仕様となっています。
よりヘビーな低音を求める方や、ダウンチューニングを多用する方におすすめです。
Beefy Slinky
参考価格:630円(税込)
【弦の太さ】
1弦11/2弦15/3弦22/4弦30/5弦42/6弦54
こちらは全体的に太めのサイズ。
1弦から6弦までよりラウドな音を求める方にはコチラをおすすめします。
また、グレッチなどのギターにはある程度太い弦のほうが鳴りが活かせる気がします。
「アーニーボール」シリーズはまだまだある!
今回「アーニーボール」シリーズの中で8つの弦の太さを紹介しましたが、実はまだ種類があるんです・・・(笑)
ただし、今回全て紹介しても逆にどれを買って良いか分からない状態になりそうだったので、このあたりにしておきます。
他の「アーニーボール」シリーズを見てみたいという方は、下記のサウンドハウスで見れます。
サイトに行って、検索窓に「アーニーボール」と入力して検索してください。
たくさんの種類が出てきますよ!
エレキギターの弦の太さと選び方
今回「アーニーボール」シリーズの中からエレキギター弦を紹介しました。
今回紹介した中で迷ってしまう方もいるかと思いますが、初心者の方は「Regular Slinky」または「Super Slinky」にしましょう。
そして、少し余裕が出てきたら他の太さを試してみる。という方法をおすすめします。
弦はギター本体との相性もありますし、弾き心地はやはり使ってみないと分かりません。
私もまだまだ模索中です。
なので、中級者以降の方は気になるものはまず使ってみて、自分に合っている太さを見つけてみてください。
その見つける過程も楽しめると思います。
たかが「弦」されど「弦」。
弦1つで大きく音が変わらないかもしれませんが、弾き心地などで多少の変化はあると思います。
今回記事を書いてみて改めて「弦の世界は奥が深い」と思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
\こちらでもエレキギター弦を購入可能です。/
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